牛久大仏周辺のランチを紹介
見るものを圧倒させる大きさの牛久大仏は、全高120mの高さで、なんと奈良の大仏が手のひらに乗るほどの大きさだというのだから驚きだ。
胎内を拝観できるようになっているのだが、五つの階に分かれた胎内は各フロアごとに光の世界、知恩報徳の世界などテーマが異なり、見るものを飽きさせない。
さて、たっぷりと大仏を堪能した後は、世俗の欲を満たすことにしよう。
牛久大仏周辺には、ギネスブックにも掲載された巨大な大仏を一目見ようと国内外からやってくる観光客の腹を満たそうと、たくさんの飲食店が軒を連ねているのだ。
創作和食が食べられる人気店「連根屋(れんこんや)」
「連根屋」は、旬の食材や地元の特産物を活かした創作和食の店だ。
地元牛久産の卵、茨城のブランド豚・秀麗豚、牛久市のお隣、稲敷市の契約農家が栽培するレンコンなど地元産の食材を使用している。
さらに、店主が宮崎での修行中に出会った宮崎牛、京都・南禅寺からわざわざ取り寄せる豆腐など、食材に店主のこだわりが垣間見えるのがいい。
観光客はもちろん、地元民からも愛され、行列が絶えない人気店だ。
宮崎牛を使ったローストビーフ丼や、1日10食限定の豆腐ランチコースがおすすめだ。
隠れ家的名店で手打ちそばをすする「季より」
牛久市の住宅街の一角にひっそりと佇む古民家風の建物が「季より」である。
この店の蕎麦はすべて、石臼で手挽きしている。
時期や季節により、北海道産、秋田産、茨城産など蕎麦粉を使い分けている。
蕎麦はもちろん旨いが、この店に来たらぜひ、蕎麦がきを味わってほしい。
「そばがき?」と眉をひそめる人も多いことだろう。
ただ蕎麦粉を水で練っただけのシンプルな食べ物で、もはや料理ではないという人もいるだろう。
だが、この店の蕎麦がきを一口食べれば、きっと見方が変わるはずだ。
まず、この店の蕎麦がきは軽くてふわふわしている。
まるでメレンゲのようで、口に含むとすっと溶けていくこの食感、味わいは、食べてみたものしか分からない。
他にも、旬の食材を使った料理は皿にのった芸術品と言え、牛久へ行ったら必ず訪れてほしい名店だ。
うな丼発祥の地でうなぎに舌鼓「うなぎ川魚料理伊勢屋」
牛久市の南西に位置する牛久沼湖畔は、うな丼発祥の地と言われている。
牛久大仏からは車で20分ほどの距離だが、うなぎ好きの日本人としては食べていかざるを得ないだろう。
数々のうなぎ専門店が軒を連ねる中おすすめしたいのは、明治35年創業の老舗店「うなぎ川魚料理伊勢屋」である。
うなぎはふっくら柔らかで、ご飯もふっくら、タレは少し甘めで脂ののったうなぎと相性が良い。
使用しているうなぎはもちろん国産天然物である。
うなぎ好きにおすすめできる老舗店だ。