函館のグルメスポットラッキーピエロとは
地元函館のグルメというと海鮮、と答える人は多いかもしれない。
ところが、函館市民にとってソウルフードとも言えるのがラッキーピエロなのだ。
地元ではラッピーと呼ばれており、学生からお年寄りまでが気軽に利用できる地域密着型のレストランだ。
創業は1987年で、ラッキーピエロのこだわりとして、道南以外では一切出店はしていない。
札幌や旭川での出店のオファーがあっても頑なに拒み続けている、函館にこだわったお店なのだ。
テレビや観光雑誌でラッキーピエロが紹介されると、瞬く間に情報が広がり、たちまち人気になった。
ラッキーピエロといえばハンバーガーが人気と思うかもしれないが、ここで頼んでおきたいのがカレーである。
地元函館ではラッキーピエロといえばカレーと答える人が多いほど、カレーが絶品なのである。
カレーのメニューについては後述するが、カレー以外にもラッキーピエロで試してほしいメニューは他にもある。
他にも目を引くのが、ラッキーピエロの看板だろう。
とにかく派手な看板は、ラッキーピエロの個性を主張している。
中国語と英語で店舗を紹介する看板が見られるが、インバウンドを意識した店舗の展開をしているのである。
インバウンド頼りでは店はたち行かないのではと思うかもしれないが、ご安心あれ。
店内は地元の函館市民で常に賑わっており、インバウンドに頼らなくても経営は問題ないのだ。
ラッキーピエロのおすすめメニュー
ラッキーピエロは、函館市内を中心に17の店舗を展開している。
それぞれ個性的な看板が目印で、地域によって派手な看板で展開しているところもあり、インスタ映えするスポットにもなっている。
海外からの観光客もラッキーピエロ目当てでくるという観光客がいるほどで、内外で人気の高い店舗なのだ。
函館観光とセットにするなら、マリーナ末広店に足をはこんでみよう。
ベイエリアにある店舗は、オールオアメリカンのスタイルを基調とした内装が人気である。
特に見応えがあるのが十字街銀座店で、サンタクロースがなんと5000体も飾り付けされており、クリスマスの時期だけでなく年間を通してクリスマス気分が味わえるようになっている。
ユーモアのセンス溢れる店内も、ラッキーピエロの魅力と言えるだろう。
先ほども触れたが、ラッキーピエロのメニューでおすすめなのがカレーとハンバーガーだ。
ハンバーガーはシャキシャキのレタスと肉汁溢れるパテが特徴で、口に頬張ると肉汁が溢れ出してくる。
カレーは特製のスパイスを使用し、コクのあるカレーに仕上がっている。
どこか懐かしいシルバーの食器にもられたカレーは、飽きのこない美味しさだ。
もちろんこれ以外にも人気メニューがあるので、お腹の空き具合に合わせて注文してみると良いだろう。