息を吹き返したといわれる熱海、今本当にいい温泉場がある
バブル全盛期のころ、熱海は芸能人の別荘なども多く、東京からアクセスもいいということでとにかく賑わいのある温泉場だった。
しかしバブル崩壊後、客足が遠のいたこともあり有名旅館や歴史あるホテル等がかなり倒産したことも記憶に新しい。
熱海も寂れたな・・とついこの間まで思っていたのだが、やはり熱海、日本屈指の温泉場、観光の街ということもあり、このところ一気に巻き返しているというイメージがある。
美しい夜景、海、冬は煤煙も美しいし、夏になると定期的にバンバンと花火が打ち上げられる、息を吹き返した熱海は今注目の観光、温泉スポットといっていいだろう。
そんな熱海にもお気に入りの温泉旅館がある。
それが、「湯の花膳」美しい熱海の夜景と温泉を両方楽しめる贅沢な温泉が魅力だ。
絶景の夜景、その中でゆったりつかる温泉は最高
湯の花膳には展望露天風呂「月下美人」、展望内風呂「花月夜」、かめ風呂「月の輪」、展望内風呂「花満月」、展望露天風呂「月見草」、つぼ風呂「月の里」がある。
このうち最もお気に入りなのが展望露天風呂「月下美人」だ。
屋上にしつらえてあるこの大浴場からは夜、熱海の夜景が一望できるロケーションを持っている。
露天風呂に入ると美しい夜景を見る事ができ、なおかつ、さわやかな潮の香りがふわっと海から香るのだ。
夜景がキラキラと輝く中で潮の香りを感じるのも最高だが、朝日が昇る時間帯に入ればゆっくりと海に上がっていく太陽の光を感じながら湯に入ることができる。
太陽の力をもらっているような気持ちになり、極上気分だ。
海の幸満載の料理も宿の自慢
湯の花膳のもう一つの楽しみは、やはり海の幸満載の料理、熱海の新鮮な海の幸をこれでもかというくらいに堪能できる。
せっかく熱海に行くのだから我が家は基本の料理に別注で一品料理を予約しておき、海の幸を満喫するのだ。
イセエビ、アワビ、贅沢にその季節に可能なお料理をいただく。
妻はお肉が好きなので国産牛のステーキを一品料理で依頼、二人共堪能してまた温泉、おいしいものを食べ、良質な温泉と美しい景色を見る、まさしく極上の夜となるのだ。
日帰りプランも楽しめる
熱海はツーリングやドライブでやってくる人も多いし、キャンプに来るご家族連れも多い。
そういうときでも日帰りプラン、つまり立ち寄り湯ができるので利用してほしいのだ。
この湯の花膳の日帰り温泉プランには、立ち寄り湯をするプランと昼食を楽しむプランがある。
お気軽のご入浴ゆったりプランでは、温泉を楽しむだけのプランだが、タオル、バスタオルが利用できるので、手ぶらで利用OKだ。
ご昼食、温泉プランは熱海の旬の料理を楽しめるプランなので、日帰りでも熱海のおいしい海の幸などを堪能できるようになっている。
昼食プランはコースによって5000円、7000円、1万円と金額が違うので予約する前に決めておこう。
熱海、秀花園 湯の花膳へのアクセス方法
熱海駅から東海バス、熱海港、後楽園行に乗車し熱海港バス停前で下車、徒歩1分で到着する。
熱海駅から湯の花膳の無料送迎バスも利用できるので、時間を調べておくといいだろう。
無料送迎バスの時間はホームページで核にできる。
車で行く場合、東京からなら東名高速道路厚木ICを降りて、小田原厚木道路にのり早川ICで降りる、そこから真鶴道路R135にのって湯河原へ、ビーチラインR135から熱海温泉に到着する。
電車では東京駅から新幹線で50分程度、のんびり東海道線を楽しむなら2時間程度で到着できるので、駅弁を食べながらのんびり電車の旅もいいだろう。