熊本城の大小天守の復旧
熊本城は2016年の熊本地震で被害を受けた。
城好きの私にとって大事な熊本城である。
復旧状況が気になって2019年1月に行って見たのだ。
復旧はだいぶ進んでいて、大小天守は雄々しい姿を取り戻すところだった。
大天守は石垣が積み直されていて、小天守も石垣が復旧したので安心した。
10月には大天守を多くの人に見てもらえるようにしたいのだろう。
そのために復旧作業を急いだのだと思う。
100年先を見据えた復元の礎とは
100年先を見据えた復元の礎は、熊本城の復旧基本計画の中にある項目だ。
大小天守角と本丸御殿などが消失や陸軍の解体のために失われた熊本城。
他には1889年の金峰山地震の被害もあるのだ。
そういった数々の被害をすべて直そうとする復旧計画になる。
熊本地震前の姿を取り戻すためにさらに調査研究が必要なのだ。
国指定の重要文化財はどうなっているのか
北十八間櫓などの国指定重要文化財の復旧状況だ。
復旧工事が進んでいたのは平櫓だった。
付近に構台が組まれていたのを見たので安心した。
これから、復旧工事がいっそう進むであろう。
解放されたエリアを歩いてみよう
熊本城の復旧の様子をみると解放されたエリアを歩いてみたくなる。
そんなときに復旧ぶりを教えてくれて案内してくれる団体もあるので活用したいものだ。
無料ガイドをたのんで開放エリアを歩くのもおすすめだ。
実際に歩いてみたらガイドさんの説明がわかりやすくて良かった。
地震の前と後を比較して説明してくれる。
個性的な案内の仕方も魅力があり、こちらの質問にもよく答えてくれるので助かるものだ。
寄付金が20億円を突破している
熊本地震で被災した熊本城の復旧に寄付すると「復興城主」になれる。
その「復興城主」による寄付額が何と20億円を突破した。
「復興城主」の制度をもう少し詳しくご紹介しよう。
1万円以上の寄付で「城主手形」「城主証」の発行となるのだ。
そして「熊本城ミュージアム」のデジタル芳名に登録となる。
なんと、日本人のみではなく海外の人も「復興城主」になっているのだ。
それだけ、この熊本城が多くの人に愛されているのが良くわかる。
これから「復興城主」になりたいという人もいるだろう。
その場合に必要なのが専用の振込用紙による振り込みだ。
熊本城の総合事務所か熊本城公式ホームページを見てみると良いと思う。
2018年には「お城EXPO2018」が開催され大反響だった。
多くのお城ファンが熊本城復興を願っている様子が見えた。
このように熊本城の復旧工事はどんどん進んでいるのだ。
今後もますます進んでいくことが期待される。
以前のような熊本城に戻る日も近いのではないだろうか。
そんな日を楽しみに日々の生活を送っていきたいと思う。