四季折々の景色を満喫できる「万座温泉」

高山の温泉郷、緑に囲まれた万座温泉

万座温泉は海抜1800mの地域、高山エリアの温泉で湧出量は1日540万リットルの温泉郷だ。
春はまだ雪残る景色を眺め、夏は緑が涼しげな避暑地となる、秋は紅葉が眩しいほどの美しさ、冬は白銀の中のスキーを楽しめる。

雪

湯量が豊富ということもあり源泉が20を超える名湯の中の名湯といわれてきた万座温泉、古くから難病を治したということも多いといわれているが、妻などは美肌効果の方に居由美心身、毎回、ゆったりとお湯を楽しんでいるのだ。
姥湯、大苦湯、鉄湯などの沢山の湯があり、色々と巡り歩くのも万座温泉の楽しみといわれている。

大きな魅力は美容力といわれる

万座温泉の湯の特徴としては、非常に濃厚な硫黄を含有しているという点になる。
硫黄に含まれている硫化水素という成分は、体内の血液の巡りをよくする効果があり、毛細血管拡張効果があるのだ。
そのため、新陳代謝の向上、代謝促進作用が期待でき、これらの効果によって得られるのが美肌効果といわれている。

肌が老化する要因には、血液の流れが停滞することにあるといわれているが、年齢を重ねるとどうしても代謝が落ちるので、肌の老化が進みやすい。
しかし万座温泉の湯のように、血流改善の効果が期待できる湯なら、新陳代謝が向上し毛細血管の流れがよくなり、肌に必要な栄養、酸素などがしっかり届くようになるため、美肌効果が高いのだ。

万座温泉にはいってほしいところも沢山ある

万座温泉は名所も多く、特に自然豊かな風景はよく見てほしいと思う。
浅間山の麓に広がる広大なキャベツ畑は圧倒的な迫力がある、嬬恋牧場はゆったりしていて休憩所もあるのでのんびり休憩しつつ、景色を楽しんでほしい。
白根山に登るようなら山頂にある火口湖が非常に美しく、これは見ておくべきだ。
コバルトブルーという温泉場だから見られる湖の色は、神秘的でここでしか見る事ができない風景だろう。

本白根山探勝歩道は全長6140m、ここを歩くと高山植物が群生し、散歩しながらこうした植物を見て歩くのもいい時間になる。
温泉場につきものの薬師堂などを見学しながら、万座温泉近くの景色を堪能してほしい。

万座温泉へのアクセスは関越自動車道を利用するなら藤岡JCTから上越自動車道碓氷軽井沢ICへ、R146の日だハイウェーから嬬恋村三原を目指し万座ハイウェーを走り万座温泉に到着する。
電車の場合、東京から北陸新幹線で軽井沢へ、そこからバスを利用し万座・鹿沢入口までいき、さらにバスを乗り換えて万座温泉に行くことができる。