首都圏から一気に銀世界へ 冬の旅は越後湯沢がおすすめ
川端康成の有名な小説「雪国」の舞台となった越後湯沢は、新潟県の魚沼郡にある温泉場だ。
越後湯沢は三国街道宿場町の一つであり、冬になると大勢の若者が訪れるウィンタースポーツのメッカでもある。
首都圏からのアクセスがいいことでも知られ、ここにはsnow countryと呼ばれる広域連携の枠組みがあるのだ。
湯沢町、南魚沼市、魚沼市、津南町、十日町、これら新潟5市町村にプラスして、群馬県のみなかみ町、長野県の栄村で構成されている。
首都圏からたった70分、冬場にこのエリアを訪れれば一気に銀世界に突入する。
東京からたった1時間10分で到着するエリアだが、世界で最も雪が降るエリアであり、古き時代から雪と共に生活をしてきた歴史あるエリアだ。
越後湯沢温泉はこのsnow countyの中にあり、現在15件の温泉旅館とホテルと数か所の温泉公衆浴場、民間入浴施設を楽しめる。
歴史ある名湯エリアに誕生したスタイリッシュな「四季YUZAWA QUATTRO クアトロ」
四季YUZAWA QUATTRO クアトロは、越後湯沢温泉 三国峠温泉御宿本陣リゾートから新しく誕生したスタイリッシュな旅館だ。
趣は「洋」だが、おもてなしの心は「和」で表現され、厳選かけ流しの湯と上質なリラクゼーションタイムを堪能できる。
部屋は露天風呂付メゾネットタイプで1階に源泉かけ流しの露天風呂と高級ベッドを利用したベッドルーム、2階にはリビング、ミニバー、デッキテラスがあるという贅沢な造りとなっている。
ダイニングルームとは別にくつろぎスペースとしてのリビングも用意され、湯からあがりミニバーで作ったお酒を持ってデッキテラスで飲む・・・という至福の時間を過ごすことができるのだ。
様々な趣の空間を楽しめる「湯元眺望閣湯居間蔵YUIMAKURA」
この宿には客自身が自分のペースと自分の感覚で有意義な空間と時間を見つける、湯居間蔵というコンセプトを持っている。
心の底から落ち着ける空間と湯の癒し、古きよきものの中で自分だけの時間を楽しむ、そんな癒しを自分で見つけることができる宿だ。
この湯元眺望閣湯居間蔵YUIMAKURAの特徴は、宿の部屋がすべて趣の違う部屋になっているという点だろう。
例えば「楽々」という客室は1階に広々した畳敷き、2階は板間にベッドがある。
風呂場には玉砂利が敷き詰められ、美しい越後湯沢の景色が見える、そんな和が主軸となった客室だ。
「悠々」は1階にフローリング、そこに座り心地のいい大きなソファがある。
名湯を浴びてこの広く大きなソファでごろっと横になったら気持ちがいいだろうなと思えるゆったりソファだ。
2階の寝室は逆に畳敷きに布団で寝るように作られ、こちらもまたのんびりできるような空間づくりとなっている。
風呂は広い板間に大きな窓、すべて木で構成されているので香りも心地よく、素足で歩くのが気持ちいいようにしつらえてあるのだ。
悠々と趣があり、1階でも2階でも自分の家にいるようにくつろげてしまう、そんな空間が作られている。
共用部分には月見台が用意され、これもまた宿泊客を喜ばせている理由となっている。
月見台は中庭に張りだしたストーンデッキとなっており、ハンモックが準備され、いつでも利用できるのだ。
ハンモックに寝ころぶと夜は満天の星空、昼は緑の美しい景色と鳥の声を楽しむこともできる。
どこにいても極上の時間と空間があり、名湯と共に素敵なおもてなしで迎えてくれるのもうれしい。